吸水に適した素材から成る非常に細かい繊維が、優れた吸水性を実現しています。綿は繊維自身が水分を吸い込みますが、隙間が少ない為、大量の水分を吸い込むことができません。それに対し、マイクロファイバーは繊維が非常に細く大量の隙間があることで、水分を一時的に吸い上げ溜め込むことができます。また、断面図（繊維断面図掲載）から分かるように、繊維が極細であることに加えて、繊維自体に溝・隙間を持つ事も、吸水性の効果を高める作りになっています。これは、水分がこの隙間を通って生地に浸透することで水分を吸い取ってくれるため、溝・隙間が大きくかつ多いほど優れた吸水性を持ちます。

開繊により「くさび型構造」に

極細繊維1本1本が汚れの隙間に入り込んで、汚れを取り除き、高い拭取り性能を発揮します

速乾性に優れていることも、魅力のひとつです。 マイクロファイバーは、軽く絞って干しておくだけで綿よりも速乾性が高く、室内干しでも数時間で乾かすことができます。