新型eLINK(株式会社椿本チエイン製 EV用充電、給電装置)のご紹介

電気自動車(EV、PHEV:以下EV)へ充電、EVから給電が行える系統連系対応の充放電装置「eLINK」をこれまで公共施設、ビル、
工場、実証試験用等に販売を進めてきました。
V2Xは今後益々普及が見込まれることから、最新のCHAdeMO規格(V2Hガイドライン2.1)、通信規格(ECHONETLite)に対応した「eLINK」へとバージョンアップを行い、更なるエコ社会への貢献を推進していきます。

新型「eLINK」(V2X対応充放電装置)の特長

  1. デザイン一新により、屋外での視認性、タッチパネルでの操作性向上。
  2. ECHONETLite通信規格に対応。産業向けのModbus TCPにも対応(予定)。
  3. ユーザー認証が可能。タッチパネル画面で設定。(オプション対応)
  4. SiC双方向インバータを採用。「高応答」、「高精度」な充放電制御が可能。
  5. 蓄電池、太陽光、EMSと接続が可能。給電時間を延長。

eLINK本体画像1

新型「eLINK」

eLINKの運転イメージ(系統連系の場合)

運転イメージ

※蓄電池、PV(太陽光パネル)システムとの接続に関しては営業担当者へご相談下さい。

※V2X=(Vehicle-to-Everything)の略。蓄電池を持つ自動車(Vehicle)とビル(V2B)、電力網(V2G)などの間で電力の相互供給を行うこと。
これらの総称として(V2X)と呼ぶ。

仕様

  1. 【型式】  TPS10
  2. 【給電】  電圧:単相3線AC202V  周波数:50/60Hz  出力:5kW(力率1.0時)
    (非常用電源では系統から切り離します)
  3. 【充電】  電池電圧:DC150~450V  出力:4.5kW(直流)
  4. 【通信】  ECHONETLite、Modbus TCP(対応予定)など
  5. 【外形寸法】  400(W)×1500(H)×300(D)mm
  6. 【質量】  114kg
  7. 【その他】  
    ・V2Hガイドライン2.1およびECONETLite認証を取得しています。
    ・主なV2X対応車両:LEAF e+、LEAF(日産自動車)、OUTLANDER PHEV、
       i-MiEV(三菱自動車工業)

eLINK本体画像2

用途

  • EVに蓄えた電力を活用する災害時などの非常用電源として。
  • EVバッテリーからの充放電を電力調整に活用するVPP(Virtual Power Plant)リソースや
    ピークカットとして。

eLINK本体画像3

お問い合わせ・
営業窓口

<販売> 椿本興業株式会社

営業窓口:オートドライブ営業部 TEL 045-324-1016

※eLINK:文字及びロゴは株式会社椿本チエインの登録商標です。
※ECHONETLite:エネルギーマネジメント等サービスを実現するための通信仕様、エコーネットコンソーシアムの商標です。
※CHAdeMO:CHAdeMO協議会によって開発された、EVの急速充電規格です。
※Modbus TCP、LEAF e+、LEAF、OUTLANDER、i-MiEVは各社の商標または登録商標です。